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「就業能力」を伸ばしましょう

いざというときも力が発揮できる「根っこ」精神を呼び覚ましましょう
人の心を動かすことのできる「人間性」を磨きましょう
主体性を持って、仕事の価値を創造できる「思考・行動力」を拡げましょう
さまざまな人たちとコミュニケーションできるよう、教養(「知識・技能」)を身につけましょう
一から四の能力を総合的に発揮できるよう、目標を持って日々、「習慣」化することを心がけましょう
 
すると「小さな成功」が積み重ねることができます。
そして、いつのまにか自信を持って行動することができます。それは、自分が変化していること、成長していることが実感できるので、ワクワクしますよ。
現状に満足することなく日々向上させようと、情熱を持って、一日一日を懸命に生きましょう。継続するうちに、まわりから信頼されます。さらに続けると、尊敬をあつめる人間となります。
「山あり谷あり」ついには「大きな成功」を収めて人生・仕事を楽しむことできます。

■学校の偏差値や大学の名声・入学難易度などを気にする必要はありません。「人の心を動かせる」人間になりましょう

これからは、いままでの「肩書き」でたちまわろうとしても「変化の時代に生き抜いて・活躍できる」確約はないのです。グローバル時代になって、さまざまな文化・宗教・思想・生活習慣などを相互理解しながら、さまざまな人々と共生していくためには、日本だけで認められた「肩書き」では通用しなくなりました。
 
それでは、何をよりどころとして「生きて・仕事をしていけば」よいのでしょうか?
それは異なる人種・言語が違う中で「人の心を動かす力」です。語学がヘタでも、持てる力を振り絞って、五感を使ってひたむきに表現すれば、世界の人々の「心を動かす」ことができます。そうなれば、利害、損得を超えて、信頼を寄せて同意してくれる、行動を共にしてくれることでしょう。
 
例えば、「和」「徳」などの日本人のこころを世界の人々、パートナーに伝えること、やってみることで、共感が得られて皆の「心が動いて」仕事が進めることができます。
それでは「就業能力」=「根っこ」×「能力」(人間性×思考・行動力×知識・技能)×「習慣」にあてはめて考えてみましょう。
 
社会は様々な「人と人が集まり組織・集団の集合体」で成り立っています。組織・集団では、ミッション(使命)・ビジョン(理念)のもと人が動いて、もの・お金・情報が動きます。
そのとき、「心を動かす」ための能力を分析すると、「思考・行動力」の中では、論理構成力や計画・準備のセオリー、さらに豊富な「知識・技能」などの、「技術(テクニック)」も必要です。
しかし、人間の土台となる「根っこ」や「人間性」は「心」に起因する能力ですし、「思考・行動力」の中でも重要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ・協調力」「課題解決力」を発揮するには相手の「心」に訴える能力が求めらるのです。
 
つまり、組織・集団では「人の心が動かす力」が重要なのです。特に難しい道を切り開こうとする場合、心の底から燃えたぎる力が必要です。
それでは、さらに理解を深めてもらうため、就活の実例をあげてみましょう。

■本スクール受講生と誠実に寄り添うことで「壁を越えることができた」

本スクールのある受講生の話です。彼は「表現力」「論理構成力」などの「思考・行動力」に優れた能力を持ちながら、土台である「根っこ」の精神力の軸、さらに「人間性」においての「信念」「価値観」がはっきり見えてこないので、ES・面接での「力を注いだこと」「自己PR」をアピールするパンチ力が弱く、もの足りない状況でした。
 
彼も自覚しているようで、採用試験が始まって、序盤の志望企業からは内定がとれずに焦っていました。私は帰宅したあと、彼から「会えませんか?どうすればよいか・・・。」連絡がありました。私は自宅を引き返して、彼は私の自宅の最寄り駅前まで駆けつけて会いました。
 
向き合うと彼は、悩みを切り出せないでいました。彼の気持ちを察して「素直」な心を説いてじっくり傾聴しました。次第にポツリ、ポツリと高校時代の言い出しづらかった部活動の挫折経験をはじめて打ち明けてくれました。最初のうちは「テクニック」の原因に求めようとした彼は「心」の問題に気づきました。
 
私は彼とたくさんの話してくれた内容を整理してみました。彼の辛かった経験は、部員全員のために「役に立とう」とする「価値観」を生みだしたこと、大学のソフトボール部活動では、彼が監督に就任して、「痛みのわかる人間になろう」と「公平性」を貫いたことが「信念」となり、バラバラだった部員の気持ちが一つにしようとする「連帯感」が「使命」となったのでした。
 
私は、さらに「なぜ、高校時代、甲子園出場を志して、エースピッチャーとして嘱望されながら、一度もマウンドに立てなかったのに、腐らず、辞めずに部活動に打ち込んだの?」問いました。
彼は、迷わず「母が毎日、深夜までユニフォームを洗濯してくれたこと、弁当を作ってくれたこと、父が黙って見守ってくれたことです。」きっぱり話しました。
私「それは、すごいね!いまとなっては、あなたを干した監督、コーチにも感謝してもいいかもね…。」
彼「「生きている」のではなく、「生かされている」のですね!」
私「あなたが「人の痛み」がわかり、大学では「公平」の軸を創りだし、ぶれなかったからね…がんばった!」
 
すると、彼の目が輝きました。「挫折」は「負の遺産」ではない。高校・大学と「やり遂げたこと」が「誇り」と「価値ある財産」であることがわかり、これからの人生の志(ビジョン)が明確になって、「自信」に変わったのです。
まさに、彼は「心を動かす力」を表現できるようになった瞬間でした。
その後の就職試験本番では、「就業能力」である①「不屈」の精神力(「根っこ」)②「献身」「公平性」の「人間性」が鮮明になる、③「主体性」を持って応援、練習相手になろうとする「思考・行動力」④業界研究で吸収した「知識」、簿記の「技能」がバランスよく兼ね備わることできて、メガバンクと複数の大手製菓メーカー・商社から内々定を獲得できました。
 
私たち指導者たちは、全知全霊で皆さんと向き合い「根っこ」パワーを注ぎます。本センターの門を叩く人は、最後まであきらめず、やり遂げることができれば、「大きな成功」を収めることができます。これからのスクールでの体験があなたの人生にとって「価値ある財産」となることを確信します。
皆さんと一緒にチャレンジしていきましょう!